ボリスとユリウス1
ボリス﹕ん?
ユリウス﹕‧‧‧‧‧げ
ボリス﹕あっれえ?時計屋さん
ユリウスを見つけると、ボリスは私を引っ張り駆け寄っていった。
ボリス﹕どうしたの、仕事?
ユリウス﹕もちろんだ。仕事に決まっているだろう
私は忙しい‧‧‧‧‧
ボリス﹕まあ、まあ。待ちなって
立ち去ろうとするユリウスを、ボリスががしりとつかんで引き止めた。
ボリス﹕あんたってぱ、時計塔から出てこないからさあ‧‧‧‧‧
‧‧‧‧‧せっかく、会えたんだ。遊ぽうぜ
ユリウス﹕仕事がある。おまえに費やす時間などない
ボリス﹕わ一、そういうこと言っちゃう?
あんまり冷たいと、擊っちゃうぜ?
そうしたら、もっと時間のロスにるだろ?
アリス﹕‧‧‧‧‧‧‧‧
ユリウスとボリスが友達だっとは知らなかったわ
会話している二人を見て、非常に違和感た覚える。
(変な組み合わせ‧‧‧‧‧)
ユリウス﹕今の会話のどこを聞いて、そんな発想が出てくるんだ?
頭がおかしいんじゃないのか、おま‧‧‧‧‧え!?
がん!
大きな音がして橫を見ると、ボリスが銃を吹いていた。
ボリス﹕‧‧‧‧‧なんだって?
なんなの、時計屋さん。あんた、俺のにケチつけるんだ?
へ~、へ~~~‧‧‧‧‧。いい度胸だよね‧‧‧‧‧
ね、アリス?
アリス﹕‧‧‧‧‧はは
ボリス‧‧‧‧‧、すぐ擊つのやめなさいよ
ボリス﹕はは。ごめん、ごめん。驚かした?
でも、俺だって驚いちゃったんだぜ?
このお兄さんがいきなり俺に喧嘩売るからさあ‧‧‧‧‧
‧‧‧‧‧思わず抜いちまった。ごめんな~、驚かせて
アリス﹕そんなに驚いてはいないけど‧‧‧‧‧
マズイことに、慣れてしまった。ボリスは、いつも突飛だ。
ボリス﹕でも、このお兄さんがぜ~んぶ悪いんだぜ?
ユリウス﹕擊たれるようなことをした覚えはない‧‧‧‧‧
どれだけ短気なんだ、おまえは。
動物は、どいつもこいつも気が短すぎる‧‧‧‧‧
がん!
ボリス﹕‧‧‧‧‧あんたが俺のを馬鹿にするからだろ
アリス﹕俺のって‧‧‧‧‧、私?
ボリス﹕そうだよ、アリス。なんだと思った?
ちゅっと、頰にキスをされる。
ユリウス﹕いちゃつくなら他でやれ‧‧‧‧‧
‧‧‧‧‧ああ、いい。おまえらには、ここが家だったな。
好きにするといい
私は帰る‧‧‧‧‧
がん!
がん!
ユリウス﹕なんなんだ、一体‧‧‧‧‧!
私が何かしたか!?
アリス﹕‧‧‧‧‧理由もなく人を擊つのはよくないわよ、ボリス
ボリス﹕ん~~~‧‧‧‧‧。理由ならあるんだな、これが
‧‧‧‧‧さて、問題だ。
俺のを馬鹿にした以外で、俺が怒る理由ってなんだ?
ユリウス﹕‧‧‧‧‧知るか
がん!
ボリス﹕もう‧‧‧‧‧、時計屋さんってばギブアップが早くて困っちゃうぜ
‧‧‧‧‧あんた、俺のにちょっかい出してるだろ?
ユリウス﹕‧‧‧‧‧は?
アリス﹕‧‧‧‧‧へ?
ボリス﹕參っちゃうんだよなあ、そういうのって‧‧‧‧‧
‧‧‧‧‧俺、自分のものに手を出されるのって嫌い。
自分のものを他の誰かに取られるの、許せないんだよね
単純な答えだろ?でも、男なら誰だって同意するよな
アリス﹕ぼ、ボリス、ポリス!?
ボリス﹕なに一?
ポリスは、怒っているという割にはそうは見えない。にいっと、笑う
その笑い方が動物的で、やけに怖い。感情がこもっていないように思える。
態度は軽いのに、怒っているというのは本気らしい。
アリス﹕私、ちょっかいなんてかけられていないわよ!?
ユリウス﹕そうだぞ!?私は、ちょっかいなどかけたりしない!
こいつが、たまに遊びにくる程度で‧‧‧‧‧
ボリス﹕へえ?じゃあ、俺のがあんたにちょっかい出してるんだ?
そいつはますますショックだな~‧‧‧‧‧
くるっと銃が回る。
ボリス﹕どっちにしても馱目だろ?間男は排除しとかないとね
(ひ~~~!?こ、こわ‧‧‧‧‧)
アリス﹕ち、違‧‧‧‧‧!?友達だから、この人
ユリウス﹕友達になった覚えは‧‧‧‧‧
アリス﹕あんた、默ってなさいよ!
ボリス﹕ん~?ほんと?でも、なんだか親密な感じ‧‧‧‧‧
アリス﹕気のせいよ!!普通の友達!!
ユリウス﹕そうだ。私は話すだけで何もしていないぞ?
私が問題なら、ぺ一タ一=ホワイ卜なんか‧‧‧‧‧
アリス﹕默ってろ、あんたは!!
アリス﹕な、納得した‧‧‧‧‧?
それから、必死に說得‧說明をした。
なんとか、ボリスは落ち着いてくれたようだ。
ボリス﹕時計屋さんは、友達なんだろ?うん、分かった、分かった
なら、いっか‧‧‧‧‧
手ぇ出したら殺すよ?
ユリウス﹕出してないし、出すつもりはない‧‧‧‧‧
ユリウスは、大分疲れていた。
私もだ。
ボリス﹕アリス~、あんたが悪いんだぜ~?
俺を弄ぱないでよ
ボリスはころりと豹変して、ごろごろ甘えてくる
アリス﹕も、弄ばれているのは私だと思う‧‧‧‧‧
ユリウス﹕私もな‧‧‧‧‧
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